実体顕微鏡の各部の説明

生物顕微鏡の各部の名称や操作方法の説明します。プレゼンテーション1

◆接眼レンズ(アイピース)
顕微鏡の上部にあり 眼でのぞくためのレンズを接眼レンズといいます。上の写真のような双眼式の顕微鏡の場合、同じ接眼レンズを2つ用います。接眼レンズの種類には、次のようなものがあります。
・広視野タイプ(Wide Field)・・・「WF」と表記されます。
・超広視野タイプ(Super Wide Field)・・・「SWF」と表記されます。
また、接眼レンズの重要な特性として、倍率があります。 10X(10倍)、20X(20倍)のように表記されます。

◆視度調節環
ここを回転させることで、左右の眼の視力が異なる方でも、両目できっちりピントを合わせることができます。

◆眼幅調節部
観察者の両目の幅に合わせて接眼レンズの位置を調節できます。

 

◆照明装置
実体顕微鏡の種類にもよりますが、この写真ではリング状の照明装置が付属しています。試料に影などができにくく観察しやすいタイプの照明装置です。リング状の照明装置のほかに、より簡易な照明装置もあります。また、自由な方向から光をあてられるフレキシブルスポットライトなどもあります。
照明◆試料台
観察する試料を乗せる台です。機種によっては、ここに下から光を照射し、透過光で観察できるタイプのものもあります。

◆支柱
顕微鏡本体を固定するための支柱です。観察する試料によって顕微鏡本体の固定位置を変えて使用します。

◆ズームハンドル
ズーム式の対物レンズを備えている機種では、このズームハンドルを操作することで倍率を無段階で変えながら観察することが出来ます。

◆合焦装置
このハンドルを回すことでピントを合わせることが出来ます。