入門機でありながら、優れた光学性能、機械性能を有します。特に、このクラスではほぼ搭載されていない＜メカニカルステージ＞を装備しており、高倍率の観察では必須ともいえるものです。業務用としても使用されている高性能顕微鏡です。

【スペック】
・単眼式 生物顕微鏡
・対物レンズ：DIN規格 アクロマート型／4x, 10x, 40x（40xはスプリング式緩衝機構付）
・接眼レンズ：ハイアイポイント＆広視野タイプ ハイゲンス型／ WF10mm, WF16mm（2種類付属）
・総合倍率　：40x, 64x, 100x, 160x, 400x, 640x
・合焦機構　：同軸式 粗動／微動装置
・ステージ　：X-Y微動式メカニカルステージ、アッパーストッパー機構付
・リング式絞り付
・照明装置　：照度コントローラー付 LED照明
・電源　　　：100V（ACアダプタ式）
・本体重量　：約 1.5 kg
・高さ（寸法）：約 31 cm

顕微鏡を買ったけど、使い方が良く分からず、すぐに飽きて使わなくなった。思ったよりも見えないな・・。等の悩みを動画による解説で解決します。

【内容】
１．顕微鏡の基礎
顕微鏡の歴史、原理と構造、各部の名称、顕微鏡の種類、何が見えて何が見えないか？、レンズの説明をします。

２．M100顕微鏡の使い方
M100顕微鏡の組立て、構造と名称、使い方（観察のしかた）、メンテナンスの方法を説明します。

３．プレパラートを作ろう
プレパラートって？（スライドグラス、カバーグラスの説明）、プレパラートの作り方（基本的な方法、具体的な作り方～アスパラガスの茎、水草、水生微生物、タマネギの表皮、土、バクテリア）を説明します。

４．観察してみよう
見えるもの、見えないもの、見えるものの大きさの範囲、タマネギの表皮細胞の観察、原形質流動の様子を観察します。

５．スマホ写真・動画の撮影方法
M100顕微鏡とスマホカメラアダプターを使って、iPhoneなどのスマホでの顕微鏡写真・動画を撮影するコツを解説します。後半は撮影した動画をご紹介します。

こんにちは、誠報堂科学館 館長の岡秀明と申します。
私は子供の頃に顕微鏡との出会いがあり、それ以降、顕微鏡の魅力に取り付かれました。肉眼では決して見えない、不思議な世界に大いに刺激を受け、そのことが私の人生を決めたと言っても過言ではありません。
この感動を多くの方と共有したい、そのような気持ちで顕微鏡を販売しています。

顕微鏡自体の性能にこだわるだけでなく、顕微鏡を使いこなしてミクロの世界に触れ探求心を育むことを目的に、使い方動画や標本のガイドブックをセットにしました。顕微鏡は簡単なようで難しい面が多々あります。これらのセットで、きっと、顕微鏡を使いこなせると思います。

誠報堂科学館　館長　岡　秀明